当院でルーティーンに行われている矯正治療=MEMO法の紹介第2回目

MEMO矯正治療法では凸凹の改善と高合区余剰を同時に行ってゆく

前回の blog で紹介させていただいた
今回新潟での学会にお招きした
ナンダ先生のテクニックと
その源流を一にする
当院でルーティーンに行われている
MEMO メカニクスについて
さらに踏み込んでお伝えしてまいります

冒頭の写真は
当院の基本的装置である
ホワイトワイヤーを用いた
叢生=デコボコした歯並びの
装置装着時の画像です

元法のセグメンテッド・アーチテクニックでは
前歯と左右奥歯で3セグメント
上下顎で6セグメント
これらを繋ぐユーティリティー・アーチが各2本
さらに奥歯の固定に用いるリンガルアーチが上下各2本
合計10本のワイヤーがお口の中に入ります

IndianaUnivSegmentedArchTechnique
10本のワイヤーがいちどきに口に入るインディアナ大セグメンテッドアーチテクニック

当院創案のMEMO メカニクスでは
この元法を
ワイヤー3本以内に抑え
さらに日本人のために研究を重ねた方法となっております

前回からお伝えしている
生花におけるような多岐を極める
矯正治療法

他の方法では
レベリング=歯のデコボコを治す
・・・が済んでから
バーティカル・コントロール=噛み合わせの深さを正す
・・・と
二段階に分けて行うところ
MEMOでは
同時に行ってまいります

ここでさらにまた
約3ヶ月分の治療期間の短縮が期待できます
前回の前歯の後退の6ヶ月に合算すると
約9ヶ月の治療期間の短縮が期待できます

昨今
一般歯科医の矯正治療への参入に止まらず
非医療系の営利企業の矯正治療への侵食により
我が国の矯正治療環境は千路に乱れております

写真はつい先日
当院の患者さんの紹介で
セカンド・オピニオンに来院された
患者さんの写真

一般歯科医の治療で
治療開始後3年経過
これまでに100万円の治療費を納めているが
専門家から観て
最初の3ヶ月で完了していなければならない
処置が適切になされていない

歯科医師のタイトルを持っているのに
専門家ではないこれらの症例ですら
こうなのに

ナンダ先生の指摘する
非医療系のアライナー矯正に至っては
潜在的にどのような危険が埋もれているか
想像するだにゾッとしてしまう

https://www.youtube.com/@user-EluaLove8720

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セグメンテッド・アーチ・テクニック

カマクラジーンループとポーループ

ナンダ先生の久しぶりの来日に合わせ

矯正歯科医による本格的な矯正治療について語ってゆきたいと思います

コネチカット大学名誉教授ナンダ先生と
コネチカット大学名誉教授ナンダ先生と

ご存知の通り矯正治療には

生け花におけるように

いくつかの流派があります

セグメンテッド・アーチ・テクニックの創案者バーストン教授
セグメンテッド・アーチ・テクニックの創案者バーストン教授

当院でルーティーンに行われている

MEMO mechanics は

ナンダ先生の方法と同様

ドクター・バーストーンの

セグメンテッド・アーチ・テクニックを

その源流としています

IndianaUnivSegmentedArchTechnique
10本のワイヤーがいちどきに口に入るインディアナ大セグメンテッドアーチテクニック

その特徴としては

理論的には

それまで定性的に行われてきた矯正治療を

きちんとした数理として分析したこと

biomechanics
矯正歯科学におけるバイオメカニクス=生力学

バイオメカニクスと呼ばれるこの理論は

何ら支点の存在しない

非ユークリッドの

フリー・ボディー・ダイアグラムを

その基盤にしています

ナンダ先生のマッシュルーム・ループ
Dr.Nanda’s mushroom loop

矯正学界全体での

過去における治療例の7割を占める

抜歯症例でお話ししますと

歯冠より長い歯根を持つ歯は

単純に力をかけると

抜歯部位に向かって倒れ込んでしまいます

AlphaBetaMEMORetractingArch280
AlphaBetaMEMORetractingArch280

それを防ぐために

1/8 ~ 1/10 の圧下力を同時に加えるため

セグメンテッド・アーチ・テクニックでは

前歯部と奥歯部の中間に位置するループに

αβベンドと称ばれる約90°のベンドを組み込みます

KamakuraGeneLoopsEtPawLoops
ゴルファーがウッドとアイアンを持ち替えるように2種類のループをつかうMEMOテクニック

冒頭に掲げた

当院創案のループ

 

ゴルファーがウッドとアイアンを持ち替えるように

最初はカマクラ・ジーン・ループ

で大雑把に早く

次にポー・ループで精密に

計画的に抜歯した空隙を閉鎖してまいります

 

また

生け花でいうと池坊みたいに

大きな財団である

矯正学に抜歯の概念を導入した

ドクター・ツイードの方法では

最初に犬歯を移動させてから

4前歯を動かす

二段階の方法をとるのに対し

我らがインディアナの方法では

6前歯を同時に動かしてゆきます

そのため約半年の動的治療期間が短縮されます

 

ところで

今回の新潟における

第82回日本矯正歯科学会その抄録で述べておられる

“ここのところの
非医療系の営利を目的とした
企業の参入から

現在矯正治療全体の25%に及ぶ
アライナーであるが
その成功率は15%~80%にとどまり
これはワイヤーを用いた固定式装置では
およそ容認される値ではない”

といった部分について

次回からもう少し詳細にほりさげてゆこうと思います

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コネチカット大学名誉教授ナンダ先生と

コネチカット大学名誉教授ナンダ先生と

11月に入って
一日から三日まで
日本矯正歯科学会
第82回大会で
新潟にいってきました

会場で久しぶりに
ナンダ先生のお姿をお見掛けし
ツーショットでの撮影を
依頼してみたところ
快諾いただきました

ナンダ先生は
現在小院で行われている
MEMOテラピーの源流である
バーストン教授創案の
セグメンテッドテクニックの
正統な継承者です

それまで
定性的に行われていた
矯正治療を
理詰で
定量的に
バイオメカニクスとして
理論確立された
バーストン教授の
足跡を辿るようにして
インディ500で有名な
インディアナ大学から
コネチカット大学へ

在籍中
その業績は
莫大な数の論文教科書
多岐の領域に及び

退任後も
フロリダの
文字通りの大邸宅で
悠々自適に暮らすかたわら
要請に応じては
世界中に講演に出掛けられます

今回の日本での講演内容は
「臨床矯正歯科の
50年を振り返り
50年先を見据えて・・・」

様々な理論背景と
臨床テクニックをもって
発展してきた

・・・ところで
ここのところの
非医療系の営利を目的とした
企業の参入

現在矯正治療全体の25%に及ぶ
アライナーであるが
その成功率は15%~80%にとどまり
これはワイヤーを用いた固定式装置では
およそ容認される値ではない・・・と
その抄録で述べておられます

日本矯正歯科学会により
3年前に実地された
矯正歯科専門医試験を通過し
認定されずに置かれるうちに
自然と消滅した blog ですが
ここで再び取り上げ

当院で日常行われている
国際レベルでの
矯正歯科臨床について
私見を述べてゆこうと存じます

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キチンと治る矯正治療の診断(セファロによる抜歯・非抜歯の判断基準)

Tweedの三角

さまざまな種類の不正咬合が存在します

昨夜の blog で診断のないところに
医療はないことを語りました

出っ歯・受け口などの前後的不正
開咬(奥歯があたっても前歯が合わない)・過蓋咬合(深い噛み合わせで下の歯が見えない)

・・・などなど

これらの原因が
歯にあるのか
骨格にあるのか
セファロを分析して診断してゆきます

一例を挙げれば
Tweedの三角です

スキームに示した通り
1. 下顎下縁平面と下の前歯のなす角が90°
2. 下顎下縁平面とフランクフルト平面のなす角が30°
3. フランクフルト平面と下の前歯のなす角が60°

症例では1.が108°あるため抜歯をして90°にするため
下の前歯を18°アップライトする診断となります

ボーンハウジング=骨の器
・・・に溢れずに収めることができなければ

溢れてしまったミルクが
元の瓶に戻せないように
骨の器を突き破って神経が切れて仕舞えば
歯は死んでしまいます

さらに歯列は拡大して口いっぱいになり
口元は”猿化”して
大顔になります

そんなことがないようにわたしたち矯正歯科医は
セファロ・レントゲンを撮影し
形態分析して
治療方針を立案して参ります

最近
矯正歯科医の手を離れて
一般歯科医の
さらには
クロネコヤマトをはじめとする
業者の関わることとなった矯正治療

矯正歯科医が専門院(一般歯科の看板がない)にて行う
矯正治療を除いて
一切セファロ分析が行われていない現状です

再三にわたって繰り返す通り
“セファロ分析のない矯正治療”
・・・はデタラメです

  1. いつまで経っても結果が見えない
  2. だんだん歯が出てきたように思う
  3. 口元がお猿のようにもっこりしてきた
  4. 顔が大きくなった気がする
  5. 全部の歯が滲みてきた
  6. 頭が割れるように痛い

・・・などの症状が出てきたら
待ったなしです
口ゴボになるのも嫌なら
お近くの矯正歯科専門院を受診してください

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矯正治療のほんと5)矯正診断におけるセファロの重要性

セファロの創設者ブロードベント

ネアンデルタールが出土しました
いったい現代人とどこが違うんだろう?

そこで・・・
ふたつを比較検討する目的で
N=Nasion, Or=Orbita
FH水平平面、Mp下顎下縁平面・・・など
人類学で決められた
計測点と計測平面が存在します

それが
1900年から連綿と続く
矯正学の歴史のうちで
ゴールデンエポックに数え上げられる
セファログラムに結晶しました

ブロードベンド先生による
ボルトン財団の資金援助によって
(御令嬢までいただいて)
それまで乾燥頭蓋で行われていた計測が
セファロ=頭部エックス線規格写真を撮影することにより
生体計測が可能となったのです

矯正学にセファロが導入されたことによって
メリットは・・・

  1. 不正咬合の歯と骨格の前顔・横顔全体から見た位置と前後・上下関係の診断
  2. 抜歯の必要性の検討
  3. 人種・性別・年齢ごとのいい歯並び・噛み合わせ集団との比較検討
  4. 顔面の成長発育量と方向の縦断的追跡
  5. 治療経過の把握
  6. 治療結果の治療前後の比較検討
  7. 治療後の安定性の判定

・・・といったように多岐にわたる情報を
安心・安全の矯正歯科医療に提供することができます

例えばあなたがブルドッグみたいに受け口だったとします
原因は骨格と歯によって4つのどれかに分類されます

  1. 下の歯が出ている
  2. 上の歯が引っ込んでる
  3. 下アゴが大きい
  4. 上アゴが小さい

4番目の問題でもし下顎まで小さくしてしまったら
呼吸にまで問題が出るはずです

こういったことを判定するために
わたしたち矯正歯科医が行う診断がセファロ分析です

ずっと以前ジャニの社長に就任した
イノッチが”朝イチ”で
“高額な治療費を払って治らないなんて・・・”
っていっていた通りで

逆に言えば
セファロ分析もしない矯正治療は
デタラメということができるでしょう

ただちょっと困るのは
設備に高額な資金が必要とされるので
大学や専門医院では可能なものの
多くの歯科医院では現実的でない
・・・ことが言えるでしょう

血を見るか見ないかで
身体のカタチを変えることは
手術と一緒

レントゲンもない病院で
手術を受ける気になりますか?

セファロを設備した歯科医院での矯正治療をお勧めいたします

次回はセファロの仕組みや
セファロを用いた矯正診断の仕方について語って参ります

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復顔法 髑髏さえあれば生前の顔が再現できる法医学的手法 矯正でも骨の移動で顔が変わります

復顔法

矯正治療のほんと4)

復顔法
復顔法

 

復顔法という法医学的手法があります

シャレコウベさえあれば
粘土を盛り付けて生前の顔が再現できる方法です

火曜サスペンスで見られたように
犯罪捜査=法医学的目的でしばしば応用されます

われわれ矯正歯科医は
これと同じように
次回 blog 配信を予定している内容である
セファロに包括される”美の基準”
・・・から診断し
治療計画を立案し
機能・安定性・審美性を兼ね備えた
正しい噛み合わせと美しい歯並びを設計してゆきます

矯正治療だけを専門として行うため
われわれ矯正歯科医は
歯科医師免許を取得した後
3700時間に及ぶ矯正歯科学のみの研修を受け
矯正歯科医の称号を手に入れます

昨今大流行の
インビザラインをはじめとした
マウスピース型矯正はじめは昭和大槙教授の音頭のもと
5年間の大学における研修を修了した歯科医師のみに認めたものでしたが
やがて光学的スキャナーでスキャンするだけのその簡単さから
矯正学の研修を受けていない歯科医の手にするところとなり
さらに最近では “Oh my teeth” だの “hanaravi” だの
医療ではない業者の手にすることにまで至りました

学問である歯科矯正学
医療である矯正治療が
白衣を着たビジネスマンの営むビジネスとなって
セファロによる安全性と治療計画を経ることなく
レントゲンによる骨の裏打ちを担保することなく
スキャンのみで行われるようになった現状です

これに対して
日本矯正歯科学会は単にブーイングの発信をするのみの対応であり
厚労省も見て見ぬ振りをしている様子

マウスピースで抜歯矯正を行う歯科医もわずかながら存在しますが
その大多数がセファロによる抜歯非抜歯の診断を経ることもなく
専門家の団体がセファロ分析から
約70%に抜歯の必要性を提唱していることも無視して
歯列を拡大するのみの矯正を行い
その結果大口・大顔を製造している現状です

非抜歯で矯正できればそれに越したことはありません
中にはマウスピース矯正にうってつけの症例もあるにはあります

非抜歯で矯正するということは歯列を拡大するということ
歯列を拡大することは口を大きくすること
顔を大きくすること
当然”美”の基準からは外れます

医者でもないものが
来院不要で
レントゲンも取らずに
宅配で
マウスピースによる矯正治療を行えば
ボーンハウジングと言われる骨の器を破って
歯が死んでしまう危険性すら生じます

また最近矯正歯科を専門に行う小院にまで
“これまで矯正治療を1例もしたことがなくても業者と組めば数十万の増収につながる”
といった内容にDMが来ることがあります

知らない街で
タクシーを渡され
免許もいらないと言われ
営業してもいいと言われても
一体どこに行ったらいいのか誰にわかるのでしょうか?

抜歯矯正まで含めインビザラインで
一定の結果を出している歯科医師もいますが
アメリカでは専門家が専門機器による診断から
正確に何ミリ後方にとか指示するのに

我が国ではセファロ診断もせずに
大多数が ”だいたいこんなふうに” とか
”いいようにやってください” だとか曖昧で
製作側でも困ってしまう事態も生じているようです

入れ歯ならまずくてもまた製作すれば済むのですが
自分のアゴを捨ててしまうう事はできません

心身に及ぶ健康被害が頻発してきた現況
1900年から歴史のテストを受けた
専門家である矯正歯科医による
次回の話題であるセファロのよる治療計画の立案を経た
安心・安全の医療をお勧め申し上げます

その矯正治療
セファロ撮影・分析がありやなしやで
ほんとかウソかわかるはずです!

気を付けないと
数年に及ぶ月日と時間
お金をドブに捨てることになります

https://www.jso.or.jp

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顔の骨の8割が歯が生えている上顎骨と下顎骨セファロ診断通りにデザインすれば美しくならないはずがない

顔の骨の8割が上の歯が生えている上顎骨と下の歯が生える下顎骨

矯正治療のほんと3)

昨夜一昨夜と二日間にわたって
顎顔面整形歯科を包括した
ワイヤーを用いた矯正治療から達成された
顔の著しい変化を紹介してまいりました

2症例とも学会が定義する ANB 7.0°
(セファロ分析結果=セファロにつきましてはこれまで何遍も語ってまいりましたが
矯正治療のほんとを語る上で最重要課題でありますので後述させていただきます)
・・・超の骨格性上顎前突です

残念ながらインビザラインをはじめとする
マウスピース型矯正装置では対応不可能な症例です

プロである矯正歯科医にしか治療できません

これらの骨格性不正咬合症例を
私たち矯正歯科医はセファロ分析から
コンピュータ分析を行い
治療のデザインをおこなってまいります

両症例とも使用したのは
顎顔面整形歯科的整形装置
目立たない透明な素材の歯に直接接着するブラケットと
ワイヤーからなる矯正装置のみで
いかなる美容整形処置も行なっておりません

改善したのは
歯並びの美しさ
噛み合わせ
口元の美しさ
顔全体のバランス
姿勢
首の太さ
・・・などなどです

顔の8割の骨(上のスキームの緑の上顎骨と薄緑の下顎骨)の形を
美の基準を内包するセファロ分析で
改善してゆくわけですから
顔が美しくならないわけがありません

プロである矯正歯科医による
セファロを駆使した
開始から終了まで一直線の矯正治療で改善する点は
体ばかりでなく
心にまで及びます

矯正歯科専門医認定試験が行われてから早2年
“通過”・・・通知が手元に届いてから1年と7ヶ月
医療消費者からは忘れさられた矯正歯科専門医であり
探すことは困難を極めるとは思いますが
生涯の健康と美容を託すわけですから
近いだの
安価だの
昔から通っているなどの
目先のことに問え合われず探してみる価値はあるようです

https://www.jso.or.jp/

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顔を美しくするために矯正治療をするわけではない!でも顔が美しくならないならば矯正治療をする意味がない!

骨格性上顎前突青年症例

昨日から開始した
”矯正治療のほんと” シリーズ
第2)回目の投稿です

画像説明 :

①主訴 : 歯が出ている

②診断名あるいは主な症状 : 骨格性上顎前突

③年齢 : 18歳9ヶ月

④治療に用いた主な装置 : エッジワイズ装置・ヘッドギア

⑤抜歯部位 : 上下顎左右第一小臼歯

⑥治療期間 : 3年9ヶ月

⑦治療費概算(外税) : 初診料 ¥5,000  基本料 ¥720,000  処置料 ¥7,000

⑧リスク副作用 : 所見無し

昨今大流行りのインビザラインを代表とする
マウスピース矯正では対応不可能な
骨格性不正咬合のワイヤー矯正のみで
何らの美容整形を施すこともなくフィニッシュし
顔貌に著しい改善を見た症例の2日目です

ヒトの顔の骨の80%が,歯が植わっている骨であり
矯正歯科・顎顔面整形歯科治療で
セファロ分析からの診断・治療方針の立案をして
美の基準通りに上下の前歯をコントロールしてゆけば
自然と顔かたちが美しくなる事を示す2番目の症例です.

2018 10/31 から,3日間パシフィコ横浜で開催された日本矯正歯科学会国際大会で “3 decades of Dentofacial Orthopedics in Japan (日本における顎顔面整形歯科の30年)”として発表しました.ちょっと困った患者さんで,矯正歯科治療が受験と重なり,21回におよぶ当日キャンセル・無断キャンセル,16回におよぶ装置の破損から,当初の予定治療期間を延長し,3年8ヶ月の実際に歯を動かした期間がかかりました.顔貌の著しい変化が起きたことがわかります.なお本症例もひとつ前の症例同様,平成29年5月30日に施行された改定個人情報保護法に則って,患者さん本人の了承の上公開しております.


https://www.youtube.com/@user-EluaLove8720

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矯正治療のほんと!1)

骨格性上顎前突成人女性症例

昔から言い伝えられていることです!

“顔を美しくするために矯正治療をするわけではない!”

“でも顔が美しくならないならば矯正治療をする意味がない!”

画像説明 :

①主訴 : 上の前歯の並び

②診断名あるいは主な症状 : 叢生を伴う骨格性上顎前突

③年齢 : 19歳4ヶ月

④治療に用いた主な装置 : エッジワイズ・セラミック装置・ヘッドギア

⑤抜歯部位 : 上下顎左右第一小臼歯

⑥治療期間 : 3年6ヶ月

⑦治療費概算(外税) : 初診料 ¥5,000 診断料 ¥50,000 基本料 ¥720,000 処置料 ¥7,000

⑧リスク副作用 : 所見無し

ヒトの顔の骨格の80%が,
上の歯が植わっている上顎骨と,
下の歯が植わっている下顎骨で,
矯正歯科・顎顔面整形歯科治療で,
セファロからの形態分析・診断・治療方針の立案により,
美の基準通りに上下の前歯をコントロールしてゆけば,自然と顔かたちが美しくなる事は,
法医学における複顔法からも自明の理であることを,過去の blog でお伝えしました.

今回お目にかけるのは,2018 10/31 から,3日間パシフィコ横浜で開催された日本矯正歯科学会国際大会に備えて準備中の演題= “3 decades of Dentofacial Orthopedics in Japan (日本における顎顔面整形歯科の30年)”のうちの一症例= 矯正歯科鎌倉 dentfacoにおける矯正・顎顔面整形歯科治療結果1)成人女性です.

3年6ヶ月の矯正動的治療期間(歯に取り外しのきかない透明の装置を貼り付け実際にはを動かした期間)でフィニッシュしました.顔貌の著しい変化が起きたことがわかります.なお本症例では平成29年5月30日に施行された改定個人情報保護法に則って,患者さん本人の了承の上公開しております.

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最近テレビで芸能人口デカイ人増えてません?

まあ
生まれつきの人もいると思いますが
インビザラインはじめとした
マウスピース型矯正装置の所為かもしれません

マウスピースは
基本非抜歯
非抜歯で矯正するということは
すなわち
歯列を拡大するということ
当然口もでかくなるし
顔も大きくなる

実は
マウスピース矯正で
抜歯症例をこなすドクターはいるにはいます

でも・・・
BowBo 先生も youtube で言っている通り
その数1%にも満たないはず

多くが大口・デカ顔製造装置になっています

それはそれで困るのですが
今回お伝えするレディーは
リンガル=舌側の=裏側の装置で以前に矯正された方

抜歯空隙も空隙も赤い→で示した通り少し残っているものの
ほば閉鎖されており
一応不正咬合を治せる技量がうかがえないこともありません

困るのは全ての歯が噛み合っておらず
上手く咬めないこと
さらに
COーCRの不一致といって
アゴの姿勢位と歯の噛み合う位置が数ミリずれています

セファロ側貌レントゲンからも
頚椎の湾曲がまるで逆で
頚椎に痛みが生ずるはず

そもそも日本矯正歯科学会自体に”矯正歯科における咬合論”
・・・がないのが問題

有名な “6 keys to the normal occlusion”
・・・なる論文が憶い還されますが
もう昔のことです

そろそろ
“歯並び治療の本当のプロ”
・・・がいることが気づかれていいはずです

矯正治療を開始するには
それなりの覚悟が必要です

安い
早い
簡単に治る
目立たない
その他
耳に快く響く
宣伝文句に騙されないで!

youtube.com/@user-EluaLove8720

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