セファロを駆使したヒトの成長発育の研究から見えてきたこと

インビザラインなどのマウスピース型矯正装置では対応が無理の
骨格性=骨からの問題がある不正咬合で
成長期にある子供の
顔面の成長発育をコントロールしてゆこうとするならば
ヒトの顔面骨格がどのように成長発育してゆくのかを知らなければなりません

我々矯正歯科医は
3700時間に及ぶ
その研修期間のうちで
ヒトの顔面骨格の成長発育を
みっちりと徹底的に勉強させられます

過去 blog でも何回か取り上げた話題ですが
いまだに
成長途中だから
顔が大きくなるにつれて
アゴも大きくなって
今あるデコボコの歯列が
自然にキレイになってくるのではないかと思っている人たちがいます

スキームはミシガン大
CHGD=ヒト成長発育権による
縦断的(=何人もの同一個体が成長発育してゆく各段階で採取した資料を追跡調査したもの)
・・・なデータを示します

左右の奥歯を結んだ線から前方の長径は
成長に伴い逆に小さくなっていることがわかります

mandibular growth
ヒトの下アゴの成長発育の様相

アゴの骨が下顎枝の後方で大きくなるのと同時に
下顎枝前縁では吸収してなくなってゆく様式をとることと

乳歯の一番奥歯のEが永久歯の5番に生え変わる際に
上アゴで0.9mm
下アゴで1.7mm
歯列弓長がリーウェイスペースと称ばれる
減少傾向を示すことが原因です

リーウェイスペース
リーウェイスペース

セファロによる
ヒトの
顔面骨格の縦断的な成長発育の研究から
こういった顔面各所が
どのような成長発育の様相を示すのかがわかるのです

https://www.youtube.com/@user-EluaLove8720

https://blogmura.com/profiles/11154434/?p_cid=11154434

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セファロを用いての矯正治療のアウトカムの判定

骨格性上顎前突OJ12mm
骨格性上顎前突OJ12mm
第17回日本矯正歯科協会(JIO)学術大会
第7回日本歯科矯正専門医学会(JSO)学術大会
「JSO会員の症例展示」
「顔貌に著しい改善を見た骨格性上顎前突成人女性症例」

スキームのセファロトレース黒が治療前
セファロトレース赤が治療後
治療前出っ歯だったこの症例で
治療前後で
マウスピース型矯正では不可能な
前歯2本分の後方移動が起こったことがわかる
突出した口唇も突出した口唇も
ほぼE-Lineまでの後退を見た

矯正歯科臨床において
症例分析による不正咬合の診断と
治療計画の立案以外で
セファロのデータの用途として最も利用価値の高いものとしては
スーパーインポジッション=治療前後のセファロの重ね合わせによる
矯正治療結果の判定があります

お伝えしたとおりセファロは
イヤーロッドで耳の穴を固定した
規格写真ですので
矯正治療前後で変化することがない
S点(蝶形骨トルコ鞍中点)
N点(鼻骨前頭縫合)
Superimposition SN plane at S
などを基準として
矯正治療効果の判定に用いることができます

いくらマウスピース型のインビザラインやアライナー
といえども歯を動かして
口腔顔面複合体の形と機能を変えてゆく医療であるなら
セファロ撮影は必須です

以前にお伝えした
都内から矯正装置を入れたまま転院された症例
でもお伝えしましたが

矯正治療方針の問い合わせと
治療前の資料の譲渡を依頼した時に
“資料は採取しておりません”
・・・なる回答を得たことをお伝えしました

最初の状態の記録がなければ
最悪の場合でも
裁判に持ってゆきようがありませんね?!

矯正治療前に資料の採取がない矯正治療は
避けておいて無難でしょう

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矯正診断に必須のセファロは150cm離れたところから撮影する規格写真です

セファロの黎明
Broadbent による最初のセファロ
Broadbent により開発された最初のセファロ

セファロレントゲンの管球から被写体の正中矢状平面までが150cm
正中矢状平面からフィルム面までが15cm
1.1倍の前顔・横顔の映像が結像します

現時点ではそれをコンピュータに転送して
分析し
矯正治療における
診断
治療方針の決定を行います

そもそも
診断のつかないところに
医療は存在し得ません

セファロは・・・ 1931年に
元祖矯正歯科医=オーソドンティスト
エドワード・アングルが創立した
“アングル・スクール・オブ・オーソドンティア”
・・・の学徒だったホーリー・ブロードベントにより

AO誌=アングル・オーソドンティスト
・・・に掲載された
“新たなレントゲン・テクニックとその矯正歯科への応用”
・・・なる論文を持ってその嚆矢とします

ブロードバンドではありませんのでお間違いなく
ブロードベントは
当時国会議員で
財閥だった
ボルトンの資金援助を得て
(またご令嬢もいただいて)
この矯正歯科学の輝く金字塔とも言える
セファロの研究を完結させました
患者さんの左右の耳の穴を
イヤーロッドで固定し
1.5mの距離にある管球から
規格写真として撮影します

そして
骸骨上の
でっこみ・ひっこみに

S点
N点
A点
B点
Po点
Or点

・・・などの計測点としての名称を与えて
同一個体では
その経年変化である成長発育の方向と量

また他の個体と比較して
いい噛み合わせ集団と
一体どこがずれているのか?

・・・を数値的にわかるようにしました

我が家の新築を頼んだら
図面もなしにいきなり柱を立て始めた
・・・なんてことは絶対ないはず

おもに
矯正歯科
顎顔面整形歯科
顎顔面外科
・・・で撮影され
以外の診療科で用いることはまずありません

セファロなしの矯正治療は六分儀もコンパスもない航海であり
レーダーなしのフライト
土地勘のないタクシー運転手です

合挽き200g ちゃんと測りますし
図面もなしに家を建てることなどあり得ません

“私どもの工務店では
30坪の土地を購入くださったら50坪の平屋を建ててご覧にいれます”・・・
は嘘だし

県歯の会報が言うように
そもそも全ての症例でセファロ分析をしている矯正専門の団体が
“専門医の団体の調査での平均抜歯率は57.4%これと比較して大きく異なる場合は抜歯基準を見直すべき”
・・・としているにもかかわらず
全ての症例が非抜歯と謳っているのはおかしな話

大相撲でも入幕に八百長が行われたことを見抜いたのは
アメリカの統計学者でした
日常の勝敗の比率と大きくかけ離れていたのです

クリーニング屋の看板があれば
どこにだしてもキレイになって帰ってくるのは当たり前ですが
こと現段階でのわが国の矯正治療では残念ながら
‘矯正歯科’・・・の看板があっても治療の成功は必ずしも望めません

歯科・矯正歯科などと矯正歯科の比重を50%も看板に掲げているにもかかわらず
学会認定医等何の公的認定も受けていないところも存在し
セファロもなしに矯正治療を行なっている場所もありますので注意が必要です

現段階の日本においては歯の治療は歯科のみ看板で矯正歯科の併記がないところ
歯の矯正は矯正歯科のみで歯科の併記がないところを受診するのが無難でしょう

生きた歯を動かして行く
矯正歯科治療
ぜひセファロ装置を常備した
矯正歯科医か
歯科大学・大学歯学部
・・・を受診下さい

歯科医はデンティスト
矯正歯科医はオーソドンティスト

初めからそもそも違うのに
ここのところムシ歯の減少から
矯正歯科のマーケットの浸食してきた一般歯科医

さらに
クロネコヤマトが行う“Hanaravi”や
ホリエモンを巻き込んだ”Oh My Teeth”など
歯科医師の手を離れ得た業者が参入してきたことにより
さらに混迷を極めてきております

大切なのは
賢い医療消費者であるところ

1円でも安いところを探したり
子どものムシ歯から
自身の治療
おじいさんの入れ歯までやっている
100均歯医者を受診するなどの愚行に走ることなく

後で泣き寝入りをすることになるなら
最初からキチンとした
矯正歯科医に任せた方が良いでしょう

矯正歯科専門医の認定作業が遅々として進まない中
2年後に騙されたと気づくことがないように
目安としては

専門医会=JBO認定医

JOS=日本矯正歯科学会認定医

JAAO=成人矯正認定医

・・・などです

業者の認定は
これの含まれません
特に注意してください

矯正治療が失敗に終われば
多くの場合
費やされた時間と費用は戻ってきません

失礼なことなどひとつもありません
むしろ聴いてみるべきです

“先生セファロ分析はやっていただけますか?”

大学ではあらゆる診療科がレントゲン科に
撮影を依頼するように
当院は他医院からの依頼でも
セファロの撮影
QC=QuickCephStudio による
顎態診断と治療方針の立案を行っておいります

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きりりと凛々しい口元に/抜歯を視野に入れた矯正歯科専門医による矯正治療

きりりと凛々しい口元に/抜歯を視野に入れたワイヤーによる矯正治療

昨今

矯正治療は専門医の手から一般歯科に

さらに医療の手から離れ,”hanaravi” や”Oh my teeth”,さらにクロネコヤマトまで,医師の手による医療としてでなく,通院することなく,自宅で,簡単に行われるようにまでなりました.

しかし,専門家から見て,また,旧専門医会の調査から,学会レベルで治っていると評価できる症例は,わずか10%~20%に止まると言われます.

今回,昨日2年間の矯正動的治療を終えて,装置が外れ,素晴らしい笑顔を手に入れた青年の治療結果である治療前後の口元を示し,注意を促す所存です.

DATA :

画像説明 :

1 : 主訴 : 歯並びが悪い
2 : 診断名あるいは主な症状 : 叢生を伴う両歯槽前突症(アーチレングス・ディスクレパンシー)
3 : 初診時年齢 : 19歳4ヶ月
4 : エッジワイズ装置
5 : 抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
6 : 治療期間 : 2年0ヶ月(矯正動的治療)                                  7 : 治療費概算(外税) : 初診料 \5,000 診断料 \50,000 基本料 \540,000 処置料 \5,000
8 : リスク副作用 : 所見無し

2年ちょうどの矯正動的治療によって,上に掲げた左の写真に見られるように,自然な口腔閉鎖のできるくちもとが達成されました.

初診時,左に見られたような下顔面の突出感=最近若い人たちが言ういわゆる”口ゴボ”・・・の状態は改善され,すっきりとした美しいラインになっています.

元来、医療とは、患者主役の、医師によって行われる行為です。施術側には、医師による全責任のもと、看護師・歯科衛生士・歯科技工士などパラメディカル・パラデンタルの面々は、医師の治療をサポートして、心を込めた手当を遂行します。

ところで、前にも語りました通り、マウスピースによる矯正、現時点で、薬事も通過していない、学会からも認められていない、医療行為です。なぜかまかり通っている。そして、ついに、医療ではない、ビジネスとして、オピニオンリーダーまで駆り出して、言葉巧みに蔓延しようとしている。

思い出してほしいのは、矯正治療において、基本は、従来(コンベンショナル)からのマルチブラケット法と称ばれる、ワイヤーによる矯正法。1900年のアングル・スクールのスタートから連綿と継続する世界に認められた安心・安全の王道をゆく方法です。著者の認定を受けているWFO, AAO, JBO, 日本矯正歯科学会、・・・と、世界中の学会から認定を受けています。

一定の制限のもと、抜歯症例をも含めた、いい成果を示している歯科医師も中にはいる。

ただし、ここで言える事は、これらの、マウスピースを用いての、矯正治療に成功している歯科医師は、学会認定医などの、従来(コンベンショナル)からの矯正装置でも治せるひとたちです。失敗を避けたければ、医院の選択が重要な決め手となります。

近いから便利、簡単に治る、安くすむ、取り外しだから失敗しても大した被害はない・・・などの軽い気持ちで飛びついても、騙されたと気付くのは2年も経ってから。お金も、費やされた時間も戻ってはきません。

外科矯正まで含めればありとあらゆる症例に対応可能なワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療と異なって、マウスピースによる矯正は対応不可能である以下のような禁忌症例があります。ところが、どこの医院のウエブサイトを見ても、すべての症例に対応可能と書かれているようです。マウスピース矯正で絶対してはならない禁忌の症例は以下の通りです。

マウスピース矯正における禁忌症例

  1. 強度の叢生 #歯並びが悪い #乱杭歯 #ガチャ歯 #デコボコの歯 #バイマックス
  2. 骨格性不正 #顎口腔機能診断施設 #アゴ切り手術
  3. 小児矯正 #成長発育 #ディファレンシャルグロース
  4. 20H/day 装着義務 #アンフィット #矯正治療失敗

以下のテーマをもとに、122年の歴史に裏打ちされた、マルチブラケットを用いた包括的な素晴らしいワイヤー矯正について、語ってゆこうと思います。

今行われている医療行為に不信感のある方は,セカンドオピニオンとして受診可能ですので,ご一報お待ち申し上げます.

URL : https://dentofaco.sixcore.jp

On Line Reservation : https://dentofaco.sixcore.jp/onlinereserrvation/

 

このたび矯正歯科鎌倉 dentofacoでは

オンラインによる患者様ご自身による予約が可能となりました

24時間 お一人様何度でも

3ヶ月先のご予約までが可能です

下記URLからどうぞ!

矯正歯科鎌倉 dentofacoオンライン予約

https://coubic.com/dentofaco

WEB予約の前に

矯正歯科診療後に受付で次回のご予約をされて帰られる方もおいでですので
オンラインでのご予約は30分ごとに1名のみとさせていただいております

オンライン上表示の無い時間もご予約内容によっては受付可能な場合があります
ご希望の際はお電話(0467-22-6702)でご相談ください

長時間を要する治療(30分を超える 矯正相談・資料採取とコンピュータ診断・セカンドオピニオン・矯正装置装着・矯正装置撤去など)につきましては、お電話(0467-22-6702)にてお問い合わせください

診療時間 11:00〜13:00/15:00〜18:00

℡:0467−22−6702

ご来院2日前に
“矯正歯科予約忘れないでねメール”が
ご登録のメールアドレスに届きます

カマクラデントフェイシャルオーソピディクス

鎌倉市小町1-5-21, 森ビル3F

call : 0467-22-6702

E-mail : dentofaco@gmail.com

URL : dentofaco.jp

オンライン予約 : https://coubic.com/dentofaco

院長:矯正歯科専門医 山本一宏

日本矯正歯科学会認定医・矯正歯科専門医

日本成人矯正歯科学会認定医

日本矯正歯科協会(JIO)正会員

日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定医

American Dental Association,

American Association of Orthodontists,

World Federation of Orthodontists, Member

だれも馬面になる事を望んでいない 治療後のナチュラルな安定性から抜歯を視野に入れた矯正歯科治療を考えていかねばならない”

Prof. Sheldon Peck

2013年10月7~9日松本で開催された第72回矯正歯科学会 当院=矯正歯科 鎌倉 dentfaco院長の山本一宏も全日出席し

“歯の先天性欠損症の歯科矯正学的改善”

・・・について発表させていただきました

特別公演はボストン大学・ハーヴァード大学を経由して現在ノースキャロライナ大で教鞭をとるシェルドン・ペック教授による

“抜歯・保定そして安定性: 矯正歯科の真実を求めて”

ペック教授は個人蔵では最大のレンブラントの蒐集家

驚くべき事実が語られました(因に米国ではヘッドハンティングですので大学を移れば移るほど優秀という事になります)

ペック教授はエドワード・アングル賞を2度も受賞しているにもかかわらず

“アングル先生の妻アンナはアングル先生の治療の失敗からその horsy look (馬面?)・・・に生涯歯について悩まれていた”

・・・という内容

言わば表千家の家元が千利休の失敗をあげつらうような事日本ではちょっと憚るような内容

ペック教授は左から右の向かう時系列で下から上に向かう抜歯頻度を釣り鐘型にお示しになりアングルの0%からトゥイードの80%を経て

抜いてまで治しても訴えられれば元も子もないから?現在ではまた0%に近づきつつある現況についてこう述べられました

“だれも「馬面」になる事を望んではいない治療後のナチュラルな安定性からやはり抜歯を視野に入れた矯正歯科=歯列矯正治療を考えていかねばならない”

 

  1. セファロって何?
  2. セファロの歴史
  3. セファロの目的 A) 形態分析による矯正歯科診断・抜歯基準・矯正治療方針の立案 B) 矯正治療前後の比較による矯正治療効果の判定 C) 成長量・アゴの成長発育方向の判定 D) 矯正治療結果の安定性の判定

顔を美しくするためだけに矯正治療するわけではないしかし顔が美しくならないのだったら矯正治療する意味がない

バイマックスでの本当の矯正治療によるくちもとの変化

STORES 予約 から予約する

バイマックスでの本当の矯正治療によるくちもとの変化
バイマックスでの本当の矯正治療によるくちもとの変化

症例は,アライナー矯正には不向きな,上下の歯列が前方に突出した=バイマックス=両顎前突=両歯槽前突の方.

前夜の blog で,マウスピースによる矯正治療では,十中八九非抜歯(どこの歯も抜かずに)で矯正治療が,おこなわれたことだろうことをお伝えしました.

矯正治療のプロである矯正歯科医による,セファロ=頭部エックス線規格写真を用いての診断の元,上下左右第一小臼歯の抜歯を行い,ワイヤーによる,コンヴェンショナルな矯正動的治療をおこないました.

DATA :

画像説明 :

1 : 主訴 : 歯並びが悪い
2 : 診断名あるいは主な症状 : 両歯槽前突症(アーチレングス・ディスクレパンシー)
3 : 年齢 : 21歳9ヶ月
4 : エッジワイズ装置
5 : 抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
6 : 治療経過 : 2年0ヶ月(矯正動的治療)                                  7 : 治療費概算(外税) : 初診料 \5,000 診断料 \50,000 基本料 \720,000 処置料 \7,000
8 : リスク副作用 : 所見無し

2年ちょうどの矯正動的治療によって,上に掲げた左の写真に見られるように,自然な口腔閉鎖のできるくちもとが達成されました.

初診時,左に見られたような下顔面の突出感=最近若い人たちが言ういわゆる”口ゴボ”・・・の状態は改善され,顎下部に見られた肥胖= obesity も,解消され,すっきりとした美しいラインになっています.

元来、医療とは、患者主役の、医師によって行われる行為です。施術側には、医師による全責任のもと、看護師・歯科衛生士・歯科技工士などパラメディカル・パラデンタルの面々は、医師の治療をサポートして、心を込めた手当を遂行します。

ところで、前にも語りました通り、マウスピースによる矯正、現時点で、薬事も通過していない、学会からも認められていない、医師の裁量で行われる医療行為です。従来から護送船団方式で、諸外国からの薬品の流入を排除してきた薬事法。著者が若い日には口腔周囲筋訓練に使用するボタンの使用も禁止されたのに、なぜかまかり通っている。そして、ついに、医療ではない、ビジネスとして、オピニオンリーダーまで駆り出して、言葉巧みに蔓延しようとしている。

思い出してほしいのは、矯正治療において、基本は、従来(コンベンショナル)からのマルチブラケット法と称ばれる、ワイヤーによる矯正法。1900年のアングル・スクールのスタートから連綿と継続する世界に認められた安心・安全の王道をゆく方法です。著者の認定を受けているWFO, AAO, JBO, 日本矯正歯科学会、・・・と、世界中の学会から認定を受けています。

一定の制限のもと、抜歯症例をも含めた、いい成果を示している歯科医師も中にはいる。

ただし、ここで言える事は、これらの、マウスピースを用いての、矯正治療に成功している歯科医師は、学会認定医などの、従来(コンベンショナル)からの矯正装置でも治せるひとたちです。失敗を避けたければ、医院の選択が重要な決め手となります。

近いから便利、簡単に治る、安くすむ、取り外しだから失敗しても大した被害はない・・・などの軽い気持ちで飛びついても、騙されたと気付くのは2年も経ってから。お金も、費やされた時間も戻ってはきません。

外科矯正まで含めればありとあらゆる症例に対応可能なワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療と異なって、マウスピースによる矯正は対応不可能である以下のような禁忌症例があります。ところが、どこの医院のウエブサイトを見ても、すべての症例に対応可能と書かれているようです。マウスピース矯正で絶対してはならない禁忌の症例は以下の通りです。

マウスピース矯正における禁忌症例

  1. 強度の叢生 #歯並びが悪い #乱杭歯 #ガチャ歯 #デコボコの歯 #バイマックス
  2. 骨格性不正 #顎口腔機能診断施設 #アゴ切り手術
  3. 小児矯正 #成長発育 #ディファレンシャルグロース
  4. 20H/day 装着義務 #アンフィット #矯正治療失敗

以下のテーマをもとに、122年の歴史に裏打ちされた、マルチブラケットを用いた包括的な素晴らしいワイヤー矯正について、語ってゆこうと思います。

担当ドクターに不信感のある方は,セカンドオピニオンとして受診可能ですので,ご一報お待ち申し上げます.

URL : https://dentofaco.sixcore.jp

On Line Reservation : https://dentofaco.sixcore.jp/onlinereserrvation/

 

このたび矯正歯科鎌倉 dentofacoでは

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長時間を要する治療(30分を超える 矯正相談・資料採取とコンピュータ診断・セカンドオピニオン・矯正装置装着・矯正装置撤去など)につきましては、お電話(0467-22-6702)にてお問い合わせください

診療時間 11:00〜13:00/15:00〜18:00

℡:0467−22−6702

ご来院2日前に
“矯正歯科予約忘れないでねメール”が
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院長:矯正歯科専門医 山本一宏

日本矯正歯科学会認定医・矯正歯科専門医

日本成人矯正歯科学会認定医

日本矯正歯科協会(JIO)正会員

日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定医

American Dental Association,

American Association of Orthodontists,

World Federation of Orthodontists, Member

1900年を嚆矢とするワイヤーによる安心安全の矯正治療

ワイヤー矯正による非抜歯矯正

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画像説明 : 1主訴 : 歯の隙間
2診断名あるいは主な症状 : 空隙歯列
3年齢 : 26歳1ヶ月
4 : エッジワイズ装置
5抜歯部位 : 非抜歯
6治療期間 : 2年2ヶ月
7治療費概算(外税) : 初診料 \5,000 診断料 \50,000 基本料 \600,000 処置料 \5,000
8リスク副作用 : 所見無し

ハロー皆様

カマクラデントフェイシャルオーソピディクスの山本一宏です.

昨今大流行のマウスピース矯正.

医師が手を下す必要がなく,初回10分のスキャナーによるスキャンだけで通院の必要もなく便利で簡単.

10数年の経過から,抜歯症例を含め,限られた症例において,いい結果を出す術者も増えてきている一方で,数十万の費用をチャージできる方法なので,医師によらない,企業による,インフルエンサーを起用した,劣悪なサービス出現していることを,日本矯正歯科学会も警告していることを語ってまいりました.

https://www.jos.gr.jp/4348

一昨年に行われた矯正歯科統一専門医試験の一環で,キャンディデートのホームページのチェックが行われ,その後の日本矯正歯科学会認定医の更新でも,厳しいチェックが行われましたが,日本矯正歯科学会の目の届かない枝葉末節の医院や企業では,言いたい放題のデタラメがまかり通っている現状です.

一見忘れ去られたように見えるワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療ですが,これこそが歴史に裏打ちされた,全ても症例に対応可能なアプローテであることを語ってきております.

さて今回は,冒頭に,成人女性のワイヤー矯正による空隙歯列矯正治療後の治療結果を掲げ,悪質な利益誘導に惑わされない内容を述べてゆこうと思います.

3.初診も通っていないのに簡単に治る?

たしかに,アライナーで,数回で治ってしまうような,軽度の叢生や,前歯部反対咬合症例は確かにありますが,抜歯を必要としたり,手術によるアゴの離断が適応の症例もあります.初診で診る前に簡単に治ると放言する,これは利益誘導以外の何者でもない.

実際あったケースですが,医学的に観て、オーソサージェリーのケースが,前歯の小手先で済む軽度のデコボコだけを,お金をとって治していた.胃ガンになれば,同時にガン性潰瘍も出現する.これを胃潰瘍として治しても,医療とは言えないように,治療結果についてのきちんとしたビジョンなしに,取り交わした契約もありやなしやで,安易に飛びつくべきではありません.賢い医療消費者であってください.

元来、医療とは、患者主役の、医師によって行われる行為です。施術側には、医師による全責任のもと、看護師・歯科衛生士・歯科技工士などパラメディカル・パラデンタルの面々は、医師の治療をサポートして、心を込めた手当を遂行します。

ところで、前にも語りました通り、このマウスピースによる矯正、現時点で、薬事も通過していない、学会からも認められていない、医師の裁量で行われる医療行為です。従来から護送船団方式で、諸外国からの薬品の流入を排除してきた薬事法。著者が若い日には口腔周囲筋訓練に使用するボタンの使用も禁止されたのに、なぜかまかり通っている。そして、ついに、医療ではない、ビジネスとして、オピニオンリーダーまで駆り出して、言葉巧みに蔓延しようとしている。

思い出してほしいのは、矯正治療において、基本は、従来(コンベンショナル)からのマルチブラケット法と称ばれる、ワイヤーによる矯正法。1900年のアングル・スクールのスタートから連綿と継続する世界に認められた安心・安全の王道をゆく方法です。著者の認定を受けているWFO, AAO, JBO, 日本矯正歯科学会、・・・と、世界中の学会から認定を受けています。

一定の制限のもと、抜歯症例をも含めた、いい成果を示している歯科医師も中にはいる。

ただし、ここで言える事は、これらの、マウスピースを用いての、矯正治療に成功している歯科医師は、学会認定医などの、従来(コンベンショナル)からの矯正装置でも治せるひとたちです。失敗を避けたければ、医院の選択が重要な決め手となります。

近いから便利、簡単に治る、安くすむ、取り外しだから失敗しても大した被害はない・・・などの軽い気持ちで飛びついても、騙されたと気付くのは2年も経ってから。お金も、費やされた時間も戻ってはきません。

外科矯正まで含めればありとあらゆる症例に対応可能なワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療と異なって、マウスピースによる矯正は対応不可能である以下のような禁忌症例があります。ところが、どこの医院のウエブサイトを見ても、すべての症例に対応可能と書かれてりるようです。マウスピース矯正で絶対してはならない禁忌の症例は以下の通りです。

マウスピース矯正における禁忌症例

  1. 強度の叢生 #歯並びが悪い #乱杭歯 #ガチャ歯 #デコボコの歯
  2. 骨格性不正 #顎口腔機能診断施設 #アゴ切り手術
  3. 小児矯正 #成長発育 #ディファレンシャルグロース
  4. 20H/day 装着義務 #アンフィット #矯正治療失敗

以下のテーマをもとに、122年の歴史に裏打ちされた、マルチブラケットを用いた包括的な素晴らしいワイヤー矯正について、語ってゆこうと思います。

担当ドクターに不信感のある方は,セカンドオピニオンとして受診可能ですので,ご一報お待ち申し上げます.

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On Line Reservation : https://dentofaco.sixcore.jp/onlinereserrvation/

 

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矯正歯科診療後に受付で次回のご予約をされて帰られる方もおいでですので
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オンライン上表示の無い時間もご予約内容によっては受付可能な場合があります
ご希望の際はお電話(0467-22-6702)でご相談ください

長時間を要する治療(30分を超える 矯正相談・資料採取とコンピュータ診断・セカンドオピニオン・矯正装置装着・矯正装置撤去など)につきましては、お電話(0467-22-6702)にてお問い合わせください

診療時間 11:00〜13:00/15:00〜18:00

℡:0467−22−6702

ご来院2日前に
“矯正歯科予約忘れないでねメール”が
ご登録のメールアドレスに届きます

カマクラデントフェイシャルオーソピディクス

鎌倉市小町1-5-21, 森ビル3F

call : 0467-22-6702

E-mail : dentofaco@gmail.com

URL : dentofaco.jp

オンライン予約 : https://coubic.com/dentofaco

院長:矯正歯科専門医 山本一宏

日本矯正歯科学会認定医・矯正歯科専門医

日本成人矯正歯科学会認定医

日本矯正歯科協会(JIO)正会員

日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定医

American Dental Association,

American Association of Orthodontists,

World Federation of Orthodontists, Member

マウスピースで3年半何も起こらなかったサイレント矯正

マウスピース矯正の失敗

STORES 予約 から予約する

冒頭の症例

お父様のお勧めで,横浜駅周辺で大きく展開している矯正歯科医院で,マウスピースによる矯正治療を,非抜歯(どこの歯も抜かずに)による矯正治療を3年半前に始めましたが,どこの歯にも,何の変化も見られなかった.

当院受診後,およそ,1年間で,矯正治療は完結していないものの,叢生=デコボコの歯並びは解消して,ストレートな歯並びになってきている(治療結果は後日報告).

父上の言では,「歯も抜かずに,取り外しの効く装置だったので失敗しても大した被害はないだろう」・・・とのこと.

流石に3年半経つのに,不審に思い,旧専門医なる者があったのを知って,当院を受診.早速,頭部エックス線規格写真による診断の元,上下左右第一小臼歯の抜歯を行い,ワイヤーによる,コンヴェンショナルな矯正動的治療を開始した.

矯正の勉強を少しでもかじったことがあるドクターなら,一目瞭然で,これが抜歯矯正であると,頭部エックス線規格写真データを見るまでもなくわかるはず.効果のない矯正治療に対し,返金要求をお勧めした.

「返金されました」

「よかったね!」

「でも60万払ったんですが,返ってきたのは30万だけ・・・」

治療失敗にも関わらず,治療費半分と,費やされた3年半の時間は戻ってこない.

百花繚乱の風情のマウスピース矯正.流行による熱狂は、止まる事を知らないくらいに白熱しているようです。また、登場十数年にして、それなりの発展を示して,抜歯症例や難症例にも対応するドクターも少しづつ増えてきているのも確かです.しかし,いまだに、

  1. 3年半経つが何の変化もない(サイレント矯正)
  2. 頬張ったような猿のような顔になってきた(抜歯・非抜歯の診断ミス)
  3. 全部の歯が染みてきた(セファロによる診断なしにおこなわれた)
  4. 骨の器を突き破って歯が死んでしまった(無理な拡大)

・・・などのコンプリケーションも多発している現状です

これらの取り返しのつかない事態を回避する意味からも、

夢から醒めて、もう一度,矯正治療の王道であるワイヤー矯正を顧みられてはいかがでしょうか?

  1. 絶対抜かない、
  2. 簡単に治る、
  3. 安く済む、
  4. 近くでできる

・・・などの甘い言葉に騙されて(それも騙されたとわかるのは治療開始二年後、治療費の大部分と費やされた時間は取り返しがつきません)

思い出してほしいのは、矯正治療において、基本は、従来(コンベンショナル)からのマルチブラケット法と称ばれる、ワイヤーによる矯正法。1900年のアングル・スクールのスタートから連綿と継続する世界に認められた安心・安全の王道をゆく方法です。著者の認定を受けているWFO, AAO, JBO, 日本矯正歯科学会、・・・と、世界中の学会から認定を受けています。

一定の制限のもと、抜歯症例をも含めた、いい成果を示している歯科医師も中にはいる。

ただし、ここで言える事は、これらの、マウスピースを用いての、矯正治療に成功している歯科医師は、学会認定医などの、従来(コンベンショナル)からの矯正装置でも治せるひとたちです。失敗を避けたければ、医院の選択が重要な決め手となります。

近いから便利、簡単に治る、安くすむ、取り外しだから失敗しても大した被害はない・・・などの軽い気持ちで飛びついても、騙されたと気付くのは2年も経ってから。お金も、費やされた時間も戻ってはきません。

外科矯正まで含めればありとあらゆる症例に対応可能なワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療と異なって、マウスピースによる矯正は対応不可能である以下のような禁忌症例があります。ところが、どこの医院のウエブサイトを見ても、すべての症例に対応可能と書かれてりるようです。マウスピース矯正で絶対してはならない禁忌の症例は以下の通りです。

マウスピース矯正における禁忌症例

  1. 強度の叢生 #歯並びが悪い #乱杭歯 #ガチャ歯 #デコボコの歯
  2. 骨格性不正 #顎口腔機能診断施設 #アゴ切り手術
  3. 小児矯正 #成長発育 #ディファレンシャルグロース
  4. 20H/day 装着義務 #アンフィット #矯正治療失敗

担当ドクターに不信感のある方は,セカンドオピニオンとして受診可能ですので,ご一報お待ち申し上げます.

 

URL : https://dentofaco.sixcore.jp

On Line Reservation : https://dentofaco.sixcore.jp/onlinereserrvation/

 

このたび矯正歯科鎌倉 dentofacoでは

オンラインによる患者様ご自身による予約が可能となりました

24時間 お一人様何度でも

3ヶ月先のご予約までが可能です

下記URLからどうぞ!

矯正歯科鎌倉 dentofacoオンライン予約

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WEB予約の前に

矯正歯科診療後に受付で次回のご予約をされて帰られる方もおいでですので
オンラインでのご予約は30分ごとに1名のみとさせていただいております

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院長:矯正歯科専門医 山本一宏

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1.昨今のマウスピース矯正の蔓延を矯正歯科医が憂う

マウスピースでは対応不可能なシビアーな叢生症例

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冒頭の症例は,昨日と同一の,26年前に来院された,非抜歯矯正やマウスピース矯正では対応不可能な,強度の叢生(デコボコの)症例.プロである矯正歯科医がワイヤー矯正で治療担当した.昨日の治療後画像は矯正動的治療後,装置撤去直後であるが,こちらは保定終了後,3年が経過している.

DATA :

画像説明 :

1 : 主訴 : 歯並びが悪い
2 : 診断名あるいは主な症状 : 叢生
3 : 年齢 : 22歳3ヶ月
4 : エッジワイズ装置
5 : 抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
6 : 治療期間 : 1年6ヶ月(保定期間1年間 : さらに保定終了後2年が経過している)                                  7 : 治療費概算(外税) : 初診料 \5,000 診断料 \50,000 基本料 \600,000 処置料 \5,000
8 : リスク副作用 : 所見無し

  1. 医療とは医師によって行われる患者のための行為である.

ハロー皆様

カマクラデントフェイシャルオーソピディクスの山本一宏です.

一昨年の第1回矯正歯科統一専門医試験以降,その一環としておこなわれた blog チェックにより, blog ランキングが禁止されたのをキッカケに,しばらく blog をやめておりました.

そうして気付いてみると,マウスピース矯正の流行はますます加速し,ついには医師でない,企業と患者との直接取引によ営利目的のサイトまで出現するに至りました.

日本矯正歯科学会も本事象に即座に反応し,2019.06.05 重要なお知らせ 公益社団法人 日本矯正歯科学会 ポジションステートメント マウスピース型矯正装置による治療に関する見解として,現在の矯正治療環境の悪化を憂慮する声明を出しました.

https://www.jos.gr.jp/4348

こころある若手歯科医からも,医師の手を離れた,営利目的に終始し矯正治療に対する,怒りの動画も up されております.

https://www.youtube.com/watch?v=dfdCD0rrU4g

元来、医療とは、患者主役の、医師によって行われる行為です。施術側には、医師による全責任のもと、看護師・歯科衛生士・歯科技工士などパラメディカル・パラデンタルの面々は、医師の治療をサポートして、心を込めた手当を遂行します。

ところで、前にも語りました通り、このマウスピースによる矯正、現時点で、薬事も通過していない、学会からも認められていない、医師の裁量で行われる医療行為です。従来から護送船団方式で、諸外国からの薬品の流入を排除してきた薬事法。著者が若い日には口腔周囲筋訓練に使用するボタンの使用も禁止されたのに、なぜかまかり通っている。そして、ついに、医療ではない、ビジネスとして、オピニオンリーダーまで駆り出して、言葉巧みに蔓延しようとしている。

思い出してほしいのは、矯正治療において、基本は、従来(コンベンショナル)からのマルチブラケット法と称ばれる、ワイヤーによる矯正法。1900年のアングル・スクールのスタートから連綿と継続する世界に認められた安心・安全の王道をゆく方法です。著者の認定を受けているWFO, AAO, JBO, 日本矯正歯科学会、・・・と、世界中の学会から認定を受けています。

一定の制限のもと、抜歯症例をも含めた、いい成果を示している歯科医師も中にはいる。

ただし、ここで言える事は、これらの、マウスピースを用いての、矯正治療に成功している歯科医師は、学会認定医などの、従来(コンベンショナル)からの矯正装置でも治せるひとたちです。失敗を避けたければ、医院の選択が重要な決め手となります。

近いから便利、簡単に治る、安くすむ、取り外しだから失敗しても大した被害はない・・・などの軽い気持ちで飛びついても、騙されたと気付くのは2年も経ってから。お金も、費やされた時間も戻ってはきません。

外科矯正まで含めればありとあらゆる症例に対応可能なワイヤーによるコンベンショナルな矯正治療と異なって、マウスピースによる矯正は対応不可能である以下のような禁忌症例があります。ところが、どこの医院のウエブサイトを見ても、すべての症例に対応可能と書かれてりるようです。マウスピース矯正で絶対してはならない禁忌の症例は以下の通りです。

マウスピース矯正における禁忌症例

  1. 強度の叢生 #歯並びが悪い #乱杭歯 #ガチャ歯 #デコボコの歯
  2. 骨格性不正 #顎口腔機能診断施設 #アゴ切り手術
  3. 小児矯正 #成長発育 #ディファレンシャルグロース
  4. 20H/day 装着義務 #アンフィット #矯正治療失敗

以下のテーマをもとに、122年の歴史に裏打ちされた、マルチブラケットを用いた包括的な素晴らしいワイヤー矯正について、語ってゆこうと思います。

テーマ一覧

  1. 営利を目的とした業者の出現
  2. 初診も通っていないのに簡単に治る?
  3. 初診も通っていないのに短期間で治る?
  4. 初診も通っていないのに安い費用で治る?
  5. 矯正歯科専門医認定作業の遅れ
  6. 王道は1900年から連綿と続く time tested されたワイヤーによる矯正治療

 

担当ドクターに不信感のある方は,セカンドオピニオンとして受診可能ですので,ご一報お待ち申し上げます.

 

URL : https://dentofaco.sixcore.jp

On Line Reservation : https://dentofaco.sixcore.jp/onlinereserrvation/

 

このたび矯正歯科鎌倉 dentofacoでは

オンラインによる患者様ご自身による予約が可能となりました

24時間 お一人様何度でも

3ヶ月先のご予約までが可能です

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矯正歯科診療後に受付で次回のご予約をされて帰られる方もおいでですので
オンラインでのご予約は30分ごとに1名のみとさせていただいております

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長時間を要する治療(30分を超える 矯正相談・資料採取とコンピュータ診断・セカンドオピニオン・矯正装置装着・矯正装置撤去など)につきましては、お電話(0467-22-6702)にてお問い合わせください

診療時間 11:00〜13:00/15:00〜18:00

℡:0467−22−6702

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