美しい顔を創る生命の結晶=歯の秘密

顔面頭蓋

“ひとの顔の美しさは前顔よりむしろ横顔に表れしかも下1/3がその重要な決定要素となる”

大先輩であるY広大名誉教授の半世紀以上も前に認められた学位論文の結語です.

頭蓋は脳頭蓋=あたまと

顔面頭蓋=かおに分類され

15種23個の骨から構成されます

 

そのうち

顔=顔面頭蓋の80%が

上の歯が植わる上顎骨と

下の歯が植わっている下顎骨が占めています

 

〇〇会の抗争で松林から白骨死体が発見されました

火曜サスペンスでおなじみの・・・

K歯科大から法医学のY教授がヴェスパでとんできて

“復顔法”

・・・粘土をねって生前の顔をつくります

骸骨さえあれば生前の顔が再現可能

つまり

“骸骨の美しさ” = “顔の美しさ”

・・・なのです

 

わたしたち矯正歯科医は

“顔の美の基準”

・・・をセファロ上にもっているため

“顔の美の基準”

・・・から逸脱した顔は

その

“顔の美の基準”

・・・に限りなく近づけることができるのです

美しい顔の理由(わけ)

miteinte1600

 

誰もが憧れる”美しい顔”

・・・には理由(わけ)があります

わたしたち矯正歯科医は
セファロ
=頭部エックス線規格写真
・・と称ばれる
矯正診断のためだけに開発された
専用のレントゲン写真を撮影し
形態分析を行い
治療法方針を決定します

“セファロ= 頭部エックス線規格写真”
・・・については
後日それだけの項目を設けて
語ってまいりますので
ここでは簡単な説明だけにとどめます

セファロは・・・
耳の穴を固定して
150cm 離れたところから撮影する
規格写真ですので

集団における頭蓋の大きさや角度の平均値
個人といい歯並び集団との比較
個体の成長量・成長方法縦断的把握
矯正治療前後の評価
矯正治療後の安定性の確認

・・・など
矯正治療になくてははならない
さまざまな情報を与えてくれます

矯正治療を行なってゆく過程で
それらのうちでも
もっとも大切な情報は
Dr. リケッツによる
“美の基準”
= “E-ライン”

鼻のあたまとアゴの先端を
結んだ線の内側に
下口唇がきて
上口唇は 2mm 離れるのが
ハリウッド・プロファイル
・・・と称ばれます

そうです!
わたしたち
矯正歯科医は
このセファロ上で
美しい顔の理由(わけ)
・・・の基準値を
持っているのです