だれも馬面になる事を望んでいない 治療後のナチュラルな安定性から抜歯を視野に入れた矯正歯科治療を考えていかねばならない”

Prof. Sheldon Peck

2013年10月7~9日松本で開催された第72回矯正歯科学会 当院=矯正歯科 鎌倉 dentfaco院長の山本一宏も全日出席し

“歯の先天性欠損症の歯科矯正学的改善”

・・・について発表させていただきました

特別公演はボストン大学・ハーヴァード大学を経由して現在ノースキャロライナ大で教鞭をとるシェルドン・ペック教授による

“抜歯・保定そして安定性: 矯正歯科の真実を求めて”

ペック教授は個人蔵では最大のレンブラントの蒐集家

驚くべき事実が語られました(因に米国ではヘッドハンティングですので大学を移れば移るほど優秀という事になります)

ペック教授はエドワード・アングル賞を2度も受賞しているにもかかわらず

“アングル先生の妻アンナはアングル先生の治療の失敗からその horsy look (馬面?)・・・に生涯歯について悩まれていた”

・・・という内容

言わば表千家の家元が千利休の失敗をあげつらうような事日本ではちょっと憚るような内容

ペック教授は左から右の向かう時系列で下から上に向かう抜歯頻度を釣り鐘型にお示しになりアングルの0%からトゥイードの80%を経て

抜いてまで治しても訴えられれば元も子もないから?現在ではまた0%に近づきつつある現況についてこう述べられました

“だれも「馬面」になる事を望んではいない治療後のナチュラルな安定性からやはり抜歯を視野に入れた矯正歯科=歯列矯正治療を考えていかねばならない”

 

  1. セファロって何?
  2. セファロの歴史
  3. セファロの目的 A) 形態分析による矯正歯科診断・抜歯基準・矯正治療方針の立案 B) 矯正治療前後の比較による矯正治療効果の判定 C) 成長量・アゴの成長発育方向の判定 D) 矯正治療結果の安定性の判定