セファロの目的 A-1)形態分析による矯正歯科診断
写真は宅のエルチェ号=物の本によるとシーズーは3〜6kg・・・とありますが10kgに届く超巨大シーズー
犬では受け口とか下顎前突とか言わずアンダーショットと呼ぶ習わしですが実に 15mmにもなんなんとする下アゴの出た状態
ところで質問ですがこのエルチェ号
- 上の歯が引っ込んでいるんでしょうか?
- 下の歯が出ているんでしょうか?
- それとも下アゴが大きすぎるの?
- もしや上アゴが劣成長??
正解は : なんでもチベットでダライ・ラマがいつまでも赤ちゃんのように可愛かったらいいだろうと思い上アゴの小さなお母さんを何世代にも掛け合わせて結果相対的に眼が大きく見えるようになってこのような顔になったらしい
少し巫山戯た例えだと怒られそうですがヒトの受け口をセファロ分析から診断する説明にちょうどいいと思い使わせてもらいました
セファロ分析からの診断では顎態をデンチャー・パターン(歯)とスケルタル・パターン(骨)・・・にわけて1)下の歯が出ているのか?2)上の歯が引っ込んでいるのか?3)下アゴが大きすぎるのか?4)上アゴが劣成長なのか?を角度的(°)距離的(mm)に判定します.
セファロも撮らない矯正では大きく突出した下アゴを追うようにして劣成長な上アゴから少しでも届けとばかりに前方に傾斜した前歯をさらに前傾させてしまう危険性を伴います
歯も生き物ですから植木鉢から引っこ抜いた植物がすぐに枯れてしまうように骨の裏打ちをはずれてしまえば失活してしまいます
矯正治療は矯正歯科医か大学を頼ったほうが無難です