日本中で認定された200名の日本歯科専門医機構認定矯正歯科専門医・・・は
その開始時期には肉体的にも精神的にも若干の負担がかかる矯正治療矯正動的治療開始時にセファロ=頭部エックス線規格写真を駆使してでき得る限り最短距離の治療計画を立案してゆきます
このことは熟練のタクシー運転士が渋滞を避けつつ最短距離の道筋で目的地に到達させることにも似ています(中には((特に福岡!))歯周病のにおいを芬々とさせてメーターが一番上がる道を選択する輩も存在します)
巷で一般歯科医やクロネコヤマトまで総動員して開始された昨今の矯正治療
大学の矯正学医局で冗談で言い交わされる言葉があります
“元の不正にも押すのに2年かかったよ!”
もちろん冗談ですが現状を奇しくも言い当てている部分もあります
“歯科・矯正歯科”・・・って50%の比重で看板を掲げている新規開業歯科医院
ドクターの経歴を見ると“補綴学教室”・・・すなわち大学では“入れ歯”・・・の勉強をしてきたとのこと(ちなみに補綴専門医も我が国には存在します)もちろん厚労省が医療広告ガイドラインまで法改正して行った日本歯科専門医機構認定矯正歯科専門医にも学会認定医にさえ認定されていない.
つまり、極度の専門性を要求される“矯正治療”について何らの
知識も(語弊があるなら専門医レベルでない国家試験レベル)
技術も
経験も持ち合わせていないにも関わらず
医療消費者は“クリーニング”と看板にあればプロの選択やでよもや素人が出鱈目で金を取っているとは思わないように受診を繰り返し(さらに1円でも安い歯科医院を模索して)押しかけます.
騙されたと気づかない医療消費者はまだ精神的には楽かもしれませんが
多くの治療費と時間は戻ってきません
そうしてそのことに気づくのが2年も経過した後なのです