「セファロ分析による抜歯非抜歯の判定」

今回の症例の治療結果

矯正治療を開始するにあたって,重要なステップのひとつに,顔面写真・口腔内写真・歯型・セファロ・パノラマレントゲンからなる資料の採得とそれらの分析結果から導き出される診断,治療方針の決定があります.

これらのうちで,特に矯正治療に不可欠なのは,セファロ分析.横顔全体のレントゲンを撮影して,同じ人種,同一年齢層のいい噛み合わせ集団と比較検討して,どこがどのようにずれているのか,角度的線的に分析して調べます.

セファロ分析の結果,抜歯非抜歯の診断が可能となります.

今回の症例では,歯の大きさとアゴの大きさに不釣り合いが見られました.通常ですと,治療期間の短縮を図るため,前から数えて4番目の第一小臼歯を上下左右4本抜歯して,歯列全体を歯槽骨基底部に直立させてゆくのですが,この症例の場合左下の第二小臼歯が崩壊状態にありました.また,右下の第二小臼歯にも,左上の第二小臼歯にも,先進国ではわが国だけの現象である銀歯が見られたので,健全な歯を優先して残してゆくため,前から数えて5番目の第一小臼歯を上下左右4本抜歯して矯正治療を開始しました.

抜歯非抜歯の判定を間違えると,口と顔はデカくなり,口元はサルのように突出し,カッパのようなだらしない口元になります.歯は基底の骨を突き破って,全ての歯が沁みてきて,最悪の場合基底の骨を突き破って死んでしまいます.不適切な医療行為に対し頭が割れるように痛くなって,引きこもるなど心の状態にも悪影響を及ぼします.

矯正専門開業医の団体全員がこれまで治療したすべての症例においての抜歯の比率が57.4%であると表明しているにもかかわらず,全症例で非抜歯治療が可能であるとは,デタラメイカサマであることを証明している以外の何物でもありません.大相撲でも入幕の取り組みに何らかの力が働いていると看破したのはアメリカの統計学者でした.

今回の症例の右に見る治療結果.抜歯した空隙=スキマはピタリと閉鎖され,歯列弓長が短くなったことが上段左右の写真の比較からわかります.

 

  1. セファロって何?
  2. セファロの歴史
  3. セファロの目的 A) 形態分析による矯正歯科診断・抜歯基準・矯正治療方針の立案 B) 矯正治療前後の比較による矯正治療効果の判定 C) 成長量・アゴの成長発育方向の判定 D) 矯正治療結果の安定性の判定

矯正歯科=歯列矯正についてもっと知りたい方は : http://dentofaco.jp

矯正歯科=歯列矯正のメール相談 : kamakura@dentofaco.jp

セコンドオピニオンもしくは来院相談 : call : 0467-22-6702

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
カマクラデントフェイシャルオーソピディクス
鎌倉市小町1-5-21森ビル3F
call : 0467-22-6702
E-mail : kamakura@dentofaco.jp
URL : http://dentofaco.jp
院長:歯科矯正医 山本一宏
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科専門医
日本歯科矯正専門医学会(JSO)会員
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member

 

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「抜歯を伴うワイヤー矯正による矯正治療前後の変化」

抜歯を伴うワイヤー矯正で張っていたエラもスッキリ

 前回からお伝えしている12年ほど前の症例です.英語で “Gills Swell” っていう,エラの張ったひとの,ワイヤー矯正(マウスピースでない)による矯正治療終了後,アゴのラインがすっきりと整ったことをお伝えしました.今回はその歯列の変化についてです.

 左下の5番目の歯が崩壊していましたので,抜歯部位は上下左右5|5 / 5|5.矯正動的治療期間=実際に歯を動かした期間1年7ヶ月でフィニッシュしました.

 池坊や古流といって生け花にも様々な流派があるように,矯正テクニックにも,ツイード法やヴァリ・シンプレックスといった様々な方法が存在するのですが,カマクラデントフェイシャルオーソピディクス・山本歯科・矯正でルーティーンにおこなわれている,インディアナ大学で故バーストン教授が開発し,矯正歯科鎌倉 dentofaco 院長 : 山本一宏が,真の日本人のために改良した独自の方法 MEMO= minimum Eassential Mechanics in Orthodontics では,前歯のリトラクション=後方移動を,他の方法が犬歯と4前歯を二回に分けておこなってゆくのに対し,アンマス= En Masse いちどきに一塊として行ってゆきますので,少し短い治療期間が約束されます.

 この症例では,矯正治療前,左下の5番目の歯が崩壊していましたため,通常抜歯部位は上下左右4|4 / 4|4のところ,上下左右5|5 / 5|5抜歯で矯正治療にあたりました.

 以前第72回日本矯正歯科学会松本大会でも発表しましたように,先天性欠如=生まれつき歯ができない方や,第2回矯正専門医会で発表した多数の歯が崩壊した症例で,入れ歯やブリッジ,インプラント等の方法によらず,通常は抜歯の対象になる8=智歯=親知らずをアップライトして噛み合わせに参加させる,矯正学的補綴法を紹介させていただきましたが,治療前,左下5が崩壊していたこの症例でも,矯正学的手法でこのスペースは全て閉鎖しました.

 もし,この症例,セファロによる診断を間違えて,非抜歯で矯正してしまったら,口も顔もでかくなってしまっただけでなく,左下5の補綴として,さらに入れ歯やブリッジ,インプラント費用が加算されたことでしょう.誰も,口や顔をでかくして,さらに余計な治療費の負担までしてまで,歯並びを整えようとは思わないはず・・・

 

 

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「非抜歯での矯正では口も顔もでかくなる」

非抜歯での矯正では口も顔もでかくなる

矯正治療による顔貌の変化は,主に横顔で評価されることが多いのですが,今回の記事は前顔についてです.

写真に埋め込まれた日付から12年ほど前の症例であることがわかります.エラの張ったひとのこと英語で “Gills Swell” っていうの知ってました?初診時(左)ではエラが張っていたこの症例,矯正治療終了後では,アゴのラインがすっきりと整ったことがわかります.

矯正動的治療期間=ワイヤー矯正で固定式装置(マウスピースでない)をセットし実際に歯を動かした期間1年7ヶ月でフィニッシュしました.左下の5番目の歯が崩壊していましたので,抜歯部位は上下左右5|5 / 5|5.

池坊や古流といって生け花にも様々な流派があるように,矯正テクニックにも,ツイード法やヴァリ・シンプレックスといった様々な方法が存在するのですが,カマクラデントフェイシャルオーソピディクス・山本歯科・矯正でルーティーンにおこなわれている,インディアナ大学で故バーストン教授が開発し,矯正歯科鎌倉 dentofaco 院長 : 山本一宏が,真の日本人のために改良した独自の方法 MEMO= minimum Eassential Mechanics in Orthodontics では,前歯のリトラクション=後方移動を,他の方法が犬歯と4前歯を二回に分けておこなってゆくのに対し,アンマス= En Masse いちどきに一塊として行ってゆきますので,少し短い治療期間が約束されます.

逆に,もし,この症例,セファロによる診断を間違えて,非抜歯で矯正してしまったら,口も顔もでかくなってしまったことでしょう.誰も,口や顔をでかくしてまで,歯並びを整えようとは思わないはず・・・

 

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「抜歯? 非抜歯?・・・」

成人女性叢生症例矯正治療前後

矯正治療を始めてゆく段階でいちばんの焦点となるところは,やはり抜歯して治してゆくべきか,非抜歯で治してゆくかの問題でしょう.

“抜くか抜かないか”・・・の問題は前世紀初頭からの論議の的でした.

抜歯?非抜歯?

このページでは,説明の合間合間に,矯正治療が終了して,
素晴らしい歯並び・噛み合わせになった5名の方たちが登場します.
どの方とどの方が,抜歯して矯正したのでしょうか?
どの方が非抜歯でフィニッシュしたのでしょうか?
どうか当ててみてください.解答は本ページ末にあります.

歯を抜いて治療すべきか? 抜かずに治療すべきか・・・この問題は,現代の歯科矯正治療におけるだけでなく,その歴史を通じて常に大きな論議の的でした.
それだけに数多くの研究が為され,時代ごとの多くの説やコンセンサスが台頭し,現代の診断基準に至っております.

前世紀のちょうど終わり頃,Dr.Greenfield を代表として,不正咬合を非抜歯で治してゆこうとする風潮が生まれました.彼は,全患者の98.5%について,非抜歯治療をおこない素晴らしい成果を挙げております.

抜歯?非抜歯?

Dr.Greenfieldは歯科大学卒業1971年から,日本矯正歯科学会大阪での彼の講演があった2000年までの29年間に,7000例の非抜歯での治療に成功しています.単純計算では,年間240名以上の患者さん方が1本の歯も抜歯することなく矯正治療を終了しています.確かに大切な歯ですので,抜かずに済めばそれに越したことはありません.ただし,ここで気をつけていただきたいのは,この方法での治療が成長期にある患者さんたちに限定しておこなわれているということです.矯正の先進国であるアメリカにおいては,矯正の中にもさらに専門分科ができ,舌側の見えない矯正しかしない先生や,成人だけしかみない,といったようにさまざまな得意分野をもつ先生がいらっしゃいます.この非抜歯治療のDr.Greenfield は,成長期にある子供しか見ません.それで98.5%もの歯を抜かないでおこなう治療に成功しているのです.ところが,日本では,なぜか早とちりをしてこの方法で成人を治療してしまって,すべての歯の根が歯茎から出てきてしまったとか,中間に存在する4番を抜歯すると,両となりの歯を平行に移動させてゆく技術がないために,かわりに一番奥にある7番を抜くといった不純な動機でこの方法を流用しているドクターもいるようなのです.第二大臼歯は立派な臓器ですので,私自身はその抜歯には原則として(親知らずをかみ合わせに参加させる場合を除いて)反対です.

抜歯?非抜歯?

ここで少しだけ,私たち人類の進化の話をさせていただきます.進化はターミナル・リダクションといって,中心から遠いところから起こってきます.私たちが尻尾を失ったのも.指の中で小指が一番小さいのも,また親知らずが生まれつきない人がいるも,この原理に従っているあらわれです.歯にしても,同じ名前のたとえば切歯では,中心に位置する中切歯より,その隣の側切歯のほうが小さくなっています.そんなふうにわたしたちの進化が進んできて,遺伝子による状況に合わせたさまざまな変化が生じてきたのですが,歯並びで言うとちょっとした不都合が生じてきました.それが何かというと,デコボコの歯並びが増えてきて,このままではものを噛むことができなくなって,人類が滅びてしまうのではないかという危惧が生じてきたことです.遺伝子は歯の大きさでそれを調節しようとしました.つまり,最も得意分野である側切歯や,同じ名前の歯でより中心からはずれた第二小臼歯の大きさを小さくすることによって,叢生(デコボコの歯並び)を解消しようと試みてきたのです.ところがそれが間違った,進化の袋小路に人類を誘導していることに最近このところやっと気付いたようなのです.つまり,どんなに第二小臼歯を小さくしたところで,八重歯や出っ歯はなくならず,奥歯が倒れてきて噛み合わせはもっと悪くなってしまうことに遺伝子は気付きました.これまでの得意分野での調節に失敗した遺伝子は,パニックを起こして,その結果多数歯欠損(当院では,一卵性双生児の方で,姉妹そろって10本づつ本来必要な歯が先天的に欠如した方がいます)などがおきやすい現象が生じているようです.

Ext?non?
抜歯して治すか非抜歯でゆくかそれが問題だ

私たちの現代は,遺伝子レベルの悠久の時の流れから見ると,進化の過渡期にあるようです.ある矯正歯科医の意見では,そのうち先天的に第一小臼歯が欠損した突然変異の子供たちか生まれてくることによって,この現象は解決するらしいのです.ところが彼のコンピュータシミュレーションからは,こういった未来は2000年も先の出来事らしいのです.つまり,25歳で次の世代が生まれてくるとして,80代も先のことのようなのです.それまでは私たちの歯科矯正の仕事はどうやら続いてゆくようです.また,一家庭内で獲得形質として,歯科矯正治療が数代にわたっておこなわれると,ひょっとして,この2000年はもう少し近いものになってくるかもしれません.実は,当院にひとりだけ全4本中3本の第一小臼歯を先天的に持って生まれなかった患者さんがいます.現代の歯科矯正治療は,いわば進化を先取りするような形でおこなわれているのです.

日本矯正歯科学会でも,抜歯非抜歯のコンセンサスを得るため,一方では前述のDr.Greenfield と,もう一方では抜歯はおこなうものの数十年にわたるすばらしい長期安定症例を多数お持ちのDr.Boley に討論のようなかたちで講演をおこなって戴き,そのうちからコンセンサスを導き出そうとする試みをしました.

Dr.Greenfield が最初に壇上に立ち,その非抜歯による素晴らしい理論を展開され,続いてDr.Boley が左・中・右の三連のスライドを駆使して矯正動的治療後の長期安定性について述べられました.Dr.Greenfield の方法も素晴らしいものでしたが,Dr.Boley が非抜歯治療とはそもそも拡大であるといった点に重きを置き,最後のスライドで日本の夏祭りで遊ぶ子供らの映像を映してこういわれました.「これらの人たちに,本当に10年後20年後の結果が出ていない方法で治療をおこなって本当にいいのでしょうか?」いつの日かDr.Greenfield の方法もきっとこうした time-tested を経て再び私たちの前に現れるでしょうが,その講演の座長を務められた福原昭和大学名誉教授が,20世紀初頭の著名な矯正歯科医であるDr. Calvin S. Case の言葉を引用して語った言葉をもって,日本矯正歯科学会としての統一見解としたようでした.すなわち,”The failure to extract teeth when demanded is quite as much malpractice as the extraction of the teeth when not demanded.(必要なときに抜歯しないでいるのは,抜歯をしてはいけない症例で抜歯をするのと全く同様,間違った治療だ.)”

抜歯?非抜歯?

それではクイズの正解です.一番目は抜歯.二番目から四番目まではすべて非抜歯.最後の五番目は抜歯症例です.
いかがでしたでしょうか? 全部正解でしたか? ごらんになってお分かりの通り,
きちんとした診断をしておこなわれた矯正治療では,それが抜歯によるものであっても非抜歯によるものであっても,
甲乙つけがたいほどの緊密な治療結果が得られます.きちんとした矯正歯科医を受診すればご心配は無用です.

 

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  2. セファロの歴史
  3. セファロの目的 A) 形態分析による矯正歯科診断・抜歯基準・矯正治療方針の立案 B) 矯正治療前後の比較による矯正治療効果の判定 C) 成長量・アゴの成長発育方向の判定 D) 矯正治療結果の安定性の判定

 

 

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「抜歯を伴う矯正治療の歴史」チャールズ・ツイードの功績

DrCharlesTweed

前々回,前回とお伝えしてきたように,矯正歯科の元祖,茶の湯で言えば千利休に当たる,エドワード・アングルは非抜歯論者でした.

“神様が32本の歯をくださった”・・・がその理論背景.

4本の小臼歯抜歯による,世界的にスタンダードとなっている,エッジワイズ治療法は,アングル門下のチャールズ・ツイードによって発展してきました.

ツイードは非抜歯論を貫徹したアングル師匠にいわば叛旗を翻したのでした.

なみ居る先輩たちが・・・

“アングル師匠の言うことを聞かなくちゃダメじゃないか!”

“じゃあいったい誰が1番うまく治せたかここに並べてみようじゃないか?”

・・・の一言で反駁し,やはりツイードの症例が他のどのオーソドンティストが治験した症例よりも優れていて,しかも何年立っても後戻りを起こさず,顔の美しさも優っていたのです.

彼のこの発言から現在に至るまで,わたしたち矯正歯科医は,学会で自分の治した症例の模型を陳列する事を連綿と続けてきております.

矯正歯科に従事するからには,症例展示は必須のこと.学会にも症例を提出しない,ホームページもイラストで済ませる.これには賛成できません.

TweedTriangle
抜歯基準のために設定されたツイード三角=IMPA90°が理想とされる

また,チャールズ・ツイードは,セファロ上で,ツイード三角を理想として,下顎下縁平面と下顎中切歯の歯軸のなす角度が 90 ° であるべきとしました.図に示した症例では,初診時 110°.ツイードが示した基準値である 90° にするためには,小臼歯抜歯をして,20° アップライトしなければなりません.2.5° = 1mm 換算しますので,この症例では 8mm. しかし,字面どおりでは,dish-in (お皿のような顔?) ・・・といって,おばあちゃまのような寂しい口元になってしまうので,実際にはこの半分 = 4mm のリトラクション= 後方移動を目標に,治療計画を設定してゆきます.

下顎下縁平面が緩やかな人も,急傾斜した方もいるので,のちにインディアナ大ではL1- NB= 4mm .下顎中切歯切縁とおでことB点(= 歯に影響されない歯槽最前方点) を結ぶ線までの距離が4mm が基準値であるとしました.ちなみに非抜歯論を掲げる学派の中には,こういった基準値を公にしている人は,まだいないようです.

 

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だれも馬面になる事を望んでいない 治療後のナチュラルな安定性から抜歯を視野に入れた矯正歯科治療を考えていかねばならない”

Prof. Sheldon Peck

2013年10月7~9日松本で開催された第72回矯正歯科学会 当院=矯正歯科 鎌倉 dentfaco院長の山本一宏も全日出席し

“歯の先天性欠損症の歯科矯正学的改善”

・・・について発表させていただきました

特別公演はボストン大学・ハーヴァード大学を経由して現在ノースキャロライナ大で教鞭をとるシェルドン・ペック教授による

“抜歯・保定そして安定性: 矯正歯科の真実を求めて”

ペック教授は個人蔵では最大のレンブラントの蒐集家

驚くべき事実が語られました(因に米国ではヘッドハンティングですので大学を移れば移るほど優秀という事になります)

ペック教授はエドワード・アングル賞を2度も受賞しているにもかかわらず

“アングル先生の妻アンナはアングル先生の治療の失敗からその horsy look (馬面?)・・・に生涯歯について悩まれていた”

・・・という内容

言わば表千家の家元が千利休の失敗をあげつらうような事日本ではちょっと憚るような内容

ペック教授は左から右の向かう時系列で下から上に向かう抜歯頻度を釣り鐘型にお示しになりアングルの0%からトゥイードの80%を経て

抜いてまで治しても訴えられれば元も子もないから?現在ではまた0%に近づきつつある現況についてこう述べられました

“だれも「馬面」になる事を望んではいない治療後のナチュラルな安定性からやはり抜歯を視野に入れた矯正歯科=歯列矯正治療を考えていかねばならない”

 

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「非抜歯で矯正するということは歯列を拡大すること!」

美少女製造業

「非抜歯で矯正するということは歯列を拡大すること!」

以前この blog でご紹介した通り

頭蓋は脳頭蓋と顔面頭蓋に分類されます

ヒトの顔を形づくる顔面頭蓋のうち

その80%が

上の歯が植わっている上顎骨と

下の歯が植わっている下顎骨

歯科大の法医学の教授が

乾燥頭蓋から粘土で生前の顔を再現する

複顔法についても紹介させていただきました

非抜歯で矯正するということは歯列を拡大すること!

・・・つまり

顔をでかくすること

おちょぼ口は褒め言葉

・・・でも

でかい口はそうではない

顔が小さいは褒め言葉

・・・でも

でかい顔はそうではない

看板には”歯科・矯正歯科”ってあるのに

セファロ分析もせずに (セファロって何?・・・にジャンプ!)

非抜歯非抜歯・・・っていって

拡大矯正歯科しかしないところに行けば

ブスにされてしまいます!

矯正専門開業団体が上げている歴史上全ての症例のうち

抜歯で治した比率は57.4%

大相撲の入幕に何か力が働いていることを見抜いたのは

アメリカの統計学者でした

通常の取り組みと明らかに開きがあったのです

非抜歯で矯正するということは歯列を拡大すること!

非抜歯しかしない?
カニじゃあるまいし
横にしか行けない?
プロなのに??

カニじゃあるまいし

横にしか行けない?

わたしたち矯正歯科医は

歯列を拡げたり

縮めたり

歯冠より長い歯の根をを平行移動させたり

歯を長くしたり

逆に骨の中に押し戻してゆくこともできます

拡大の技術しか持ち合わせていない歯医者は避けて無難です

 

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