受付にロボットを置いたり,新進気鋭の,昭和大槙教授.
2010年の我が国導入時には槙昭和大教授が窓口になって,大学で5年以上の修行を条件に受講を募ったインビザライン.
なぜかというと,もしこの方法で失敗しても,コンヴェンショナルな他の方法で治すことができるから.・・・それが,現在では,歯科医師免許を持っていれば誰でも行うことができる.
プロというものは,教育と訓練それに経験によって,特殊技能を身につけたひとのこと.著者がすきやばし次郎の付け台に立って,同じネタで寿司を握ったところで,次郎のようにはゆくはずもない.ノミとカンナを渡されたところで誰もが宮大工のようにはいかないし,同じ油と粉を使ったところで,みかわ是山居のようにはあがらない.
一般の大学が4年の履修機関であるのに対して,歯学部・医学部では6年.矯正歯科は,多くの大学で卒後教育とされ,5年間矯正歯科学の専修で認定医.さらにその後の10年の経験と,100例以上の症例の達成から,専門医の称号が与えられる.
それを,単にスキャンしただけで,
“ハイ100万円!”
・・・そんなうまい話があるわけがない.
こんなもので,不正咬合がきちっと治って,20年先までの術後の安定性が保証され,バランスのとれた顔の美しさが回復されるなら,警察も裁判所も矯正歯科医もこの世に必要ないであろう.
以後,下記のテーマで話を進めて参ります.
4)歯を動かすのに最適なのは持続的力・間欠的力ではない
5)非抜歯矯正向きだが専門家の団体が示している過去全体の抜歯必要割合は,統計上57.4%と掲げている
6)抜歯して治した症例も見たことはあるが,抜歯空隙も閉じ切ってなくて,不完全であり,長期間の安定性が得られるとはおよそ思えない
7)日本矯正歯科学会学会長が学会ニューズレターで”明らかにワイヤー矯正に比べ治療結果が劣る”・・・と表明
8)専門医会の調査から治っていると言えるのはおよそ10人にひとりかふたり
9)ワイヤーによるリファインメントの必要性が生じることがあるので,ワイヤー矯正をやっていない機関を受診するのは危険
10)生涯にわたる歯並び・かみ合わせの安定性を考慮した治療法の選択
- セファロって何?
- セファロの歴史
- セファロの目的 A) 形態分析による矯正歯科診断・抜歯基準・矯正治療方針の立案 B) 矯正治療前後の比較による矯正治療効果の判定 C) 成長量・アゴの成長発育方向の判定 D) 矯正治療結果の安定性の判定
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院長:矯正歯科専門医 山本一宏
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定
日本歯科矯正専門医学会(JSO)会員
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member